今回はMBAのキーの内容を整理したいと思います。
もくじ
- MBAのキーを変更
- 「メタキー」って何?
- 「メタキー」とHHKB
- 「メタキー」と Macintosh
- おわり
MBAのキーを変更
私のMBAは英語配列なので以下がデフォルトです。
emacs の住人なので以下の変更を加えます。
- caps lock
を control
に変更します。
- command
と option
を入れかえます。(親指でMetaキーを押すので)
変更前
[caps lock]
[fn] [control-l] [option-l] [command] [ space ] [command-r] [option-r]変更後
[control]
[fn] [control-l] [command-l] [option-l] [ space ] [option-r] [command-r]
option が emacs ではMetaキーとして認識されるんですね。
体ではわかっていても言葉(文字)にしたのは始めてなので何か新鮮な心持ちです。
「メタキー」って何?
ちなみに「メタキー」ってなんなんでしょうね。
emacs meta 意味
でググると一番目に表示されたWEBサイトに以下のようにありました。
Lispマシンの名残なんですね。
Emacsの主要操作(早見表)
なぜM-x?
MはMetaを意味する.
Emacsが登場した1970年代,Lispマシンと呼ばれるコンピュータの キーボードにはMetaキーが付いており,Controlキーと同様 M-xなどはMetaキーを押しながら xを打つことで入力していた.
現代のほとんどキーボードには,Metaキーがなく, ESCキーを押してから次のキーを打つという方法で代用している.
現代のEmacs使いには,Altキーや◇キーをMetaキーとして代用する者もいるようである.
「メタキー」とHHKB
さらに Wikipedia にもメタキーの記事がありました。 そのなかに HHKB の記述がありました。
メタキー
PFUのHappy Hacking Keyboardシリーズのような、メタキーが搭載されているキーボードも存在する。
なるほどスペース両横のキーは「メタキー」だったのか。
そうすると上記のMBAの変更は間違いではなさそうですね。
「メタキー」と Macintosh
さらに Mac についても記載がありますね。
やっぱりわかりにくいですよね。Mac の command キーって。
Macintoshにおけるコマンドキーは、メタキーとほぼ同じ位置にあり、機能も似ている。
コマンドキーはCarbon Emacs等の一部のソフトウェア上でメタキーとして働くが、Mac OS / Mac OS X上でのコマンドキーは、メタキーよりもむしろコントロールキーに近い働きをするため、混乱を招く可能性がある。
例えば、Emacs上ではM-wがテキストのコピーとなっているが、Mac上ではウィンドウを閉じる動作となっているなどの違いがあり、操作対象のアプリケーションを常に意識する必要がある。
また、コンポーズキーは、時々メタキーとされることがある。
おわり
今回メタキーに少し耐性がついたように感じます
次回は HHKB の設定をしようと思います。